
1月は転職の短距離走?
「俺、来月から○○社に転職決まったわ」
「え、転職活動初めてまだ一週間だろ?お前すげぇな」
ご都合主義のように聞こえますが、1月には似たようなことが起こる、現実的なやりとりです。
年始の1月というとまだまだ会社がゆっくり動き出していてとても転職なんか決まらない……と思われがちですが。
年始の1月というのは最高に人手不足のタイミング!年に数度しかない最高の駆け込み時なのです。
1月でも求人を出している企業は本当に困っている!
「中途採用のエンジニアにおすすめ!エンジニア人事部が教える転職活動の時期」では年末12月が駆け込み転職に有利と説明しましたが。
この駆け込み時の12月を過ぎても求人を出している企業というのは、必要だが年末に人が集まらなかったか、単純に求人を消し忘れたか、常に募集しているかの三択です。
今回狙ってほしいのは「必要だが年末に人が集まらなかった企業」!
この企業を狙い撃ちすることができれば、多少エンジニアとしてのスキルが低くても即採用の確立がぐっと上がります。
というのも、人手不足なのに人が集まらなかった状態で稼働している会社というのは酸素不足状態で贅沢なんて言ってられません。
有名企業、大企業であっても新プロジェクトのためのエンジニアが足りない、という場合は一気に審査基準が緩くなります。
1月に求人を出している企業は、とにかく人が欲しいのです
入社試験も無しに正社員になれる裏技
あの企業に正社員入社したいけど……難しいだろうな。
と思ってるエンジニアの人!諦めてはいけません。
例え正社員としていきなり採用が難しくても、「レバテックキャリア」や「マイナビエージェント」などのエージェント系の派遣会社から派遣されるエンジニアの採用基準はかなり低くなるんです。
しかも、能力はわかってるわけですから面倒な筆記試験や実技試験は無し!
面接一回だけで採用が決まります。
もし有名企業、大企業に正社員就職したいのであれば、派遣社員として実績を積んでから正社員化の打診をするのがおすすめです。
世の中では未だに派遣社員という新顔の就業形態を小馬鹿にする人がいますが、そういう人は派遣社員の最大の利点を何もわかっていません。
派遣社員は色々な会社の技術を学ぶことができ、正社員化へのハードルを下げることもでき、かつ人脈も広げられる。
しかも企業とのアポは転職エージェントが勝手に取って集めてきてくれるのですから「中途採用者」だけでなく「第二新卒」、「新卒」のエンジニアにもおすすめです。
有効活用する知識と行動力さえあれば現代の日本において派遣社員ほど有利に立ち回れる就業形態もありません。
即入社可能な企業の見分け方
即入社可能な企業を見分けるポイントは
①求人サイトへの登録が1~2か月前以内であること
②ピンポイントの職種を募集していること
③自社サイトでも求人を行っていること
の3つです。
これらの条件を満たしている企業は「賞与、ボーナスのもらい逃げ退職」に遭っている可能性が高いので、非常に入社しやすい企業です。
逆に「転職希望のエンジニアは年明けのハローワークには行くな!」で紹介しているような、ハローワークにのみ求人を掲載していたり、年中募集をしていたり、幅広い職種の募集をしているような企業はブラックの可能性が高いのでご注意ください。
おわりに
1月というのは正月ボケもあり、ライバル達の気が一番緩んでおり、かつ新卒という最強の敵がまだいない期間です。
転職をしたいけど短期決戦で済ませたいというエンジニアにはある意味最高のタイミング。
ぜひ、この機会に転職活動をしてみてください。
