
会社を辞めるならボーナス貰ってから逃げるべし!
「夏のボーナス貰ったらどうする?」
「うーん、転職だな」
夏と冬のボーナスの時期になるとよく聞かれるやり取りです。
正社員や派遣社員などのエンジニアさんは聞き慣れているのではないでしょうか。
一見するとボーナスの貰い逃げをしているようで悪い行動に思えますが。
実はボーナスの貰い逃げ転職は会社にとっても、転職する人にとってもメリットなのです。
ボーナスを貰って転職する人って結構多い!
ここで問題です。
ボーナスを貰って転職する人は、一つの会社で大体何人くらい出ると思いますか?
正解は、季節のボーナス毎に2~5名です。
あくまで私の知っている会社の統計ですけどね(笑)
雇用人数が二百、三百と増えればボーナスの貰い逃げ転職者はもっと増えます。
この人数の多さが、ボーナス貰い転職の良さなのです。
ボーナス貰い転職者を雇う企業
実は、ボーナス貰い転職者は毎年一定数出るので予想が立てやすい上、転職で空いてしまった穴を他社のボーナス貰い転職者で補てんすることができるのです。
これはもう循環に近いような状態ですね。
現に「中途採用のエンジニアにおすすめ!エンジニア人事部が教える転職活動の時期」で説明しましたが、ボーナスの支給月となりやすい7月や12月は求人が多く、転職しやすくなっています。
このルーチンが成り立っているため、企業としても離職をOKしやすいのです。
円満退社のためには2~3カ月前に退職を申し出よう
退社というのは法律上だと14日前に通告すればいいことになっています。
が、仕事の引き継ぎや転職活動を考えるのであれば、退社の2カ月前までには上司に連絡をしておくことをおすすめします。
そうすることで残った有給を無理なく消化したり、ゆったりとした転職活動をしたり。
仕事でお世話になった人に悪印象を与えず、転職後もやり取りを続けられるよう根回しをすることもできます。
会社としても代わりの求人戦略を立てやすいので、非常に助かります。
いくら転職する企業とはいえ、できることならば後を濁さずに転職する方が敵を作らなくてよいのです。
ボーナス貰い逃げ退社はスキル習得の目安にもなる
ボーナスが貰えるのは大体入社してから6カ月以上勤めることが前提です。
なので、新卒や中途で入ったばかりの場合は貰うまで一年くらいかかります。
一年というのは業務を覚え、自分の技術にするには十分な期間なので。
職務経歴としても成り立ち、無駄なく経歴として活かすことができます。
できることならば、入社してすぐよりもボーナスを貰って、社会人としてのスキルを身につけてから転職しましょう。
就職したままでも「TechAcademy」などの教室に通い、スキルを身につけることもできます。
お金とスキルを手に入れながら転職の準備ができるなんて最高ですよね。
おわりに
ボーナスの貰い逃げが実は良いことだということを知ってほしくて本日はこの記事を書きました。
転職のタイミングというのは中々掴みにくいものです。
当サイトでは「中途採用のエンジニアにおすすめ!エンジニア人事部が教える転職活動の時期」など転職のタイミングに関する記事も多く紹介しているので。
ぜひ読んで、参考にしてみてくださいね。
