
インフルエンザ発症時の出社はダメ、絶対
「やべぇ、熱も39度あるし関節も痛い……インフルエンザかもしれないけど、会社は休めないからなぁ……」
「生活型エンジニア」や「有名人エンジニア」など派遣や業務委託のエンジニアさんが経験しやすいシチュエーションですね。
「インフルエンザかもしれないけどプロジェクトの締切だから出社しないと」
「休むと給料が減る」
などいろいろなことが頭を浮かぶかと思いますが、絶対に出社してはいけません。
私の勤めていた企業も、インフルエンザの人がマスクをして出社したことがあるのですが、その週に他の人がバタバタと倒れ、数十人の社員がインフルエンザにかかるという最悪の事故が起きました。
無理を押して出社した人が全ての原因ではないかもしれませんが、多くの人が一か所で作業する会社というのは病気がうつりやすいので注意が必要です。
インフルエンザの時に出社していいの?
絶対にダメです。
インフルエンザを発症した状態で出社してしまうと他者にうつり、最悪の場合死に至る場合があります。
ブラック企業などではインフルエンザでも強制的に出社させていたという話を聞きますが、そんなものは論外です。
一般的な企業であればインフルエンザ時の出社は絶対にNGです。
インフルエンザになる前に調べておきたいこと
社員がインフルエンザを発症した場合の対処法については、ほとんどの企業が就業規則(伝染病などに罹患した場合の就業制限)にまとめています。
一般的な規則としては
「発症後五日※1を経過、もしくは解熱後二日※2を経過」
と定められている場合が多いです。
これは学校保健安全法を基に算出した期間です。
逆に、この期間より定めが短い就業規則があった場合は要注意です。
※1 発症後五日を数える場合。 発熱した日を除き、五日を経過する必要があるので。 二月一日に発熱した場合、出社可能日は2月七日となります。
※2 解熱後二日を数える場合、発症後と同様。 解熱した日を除き、二日を経過する必要があります。 二月五日に解熱した場合、二月八日が出社可能日となります。
インフルエンザの主な症状
インフルエンザの症状はその年々で変化しますが。
【インフルエンザの主な症状】
・38度以上の高熱
・全身の倦怠感
・筋肉痛
・関節痛
などが主症状となります。
インフルエンザは年々進化しており、症状も変化する傾向があるため。
素人判断をせず、体調不良を感じたら医者へ行きましょう。
インフルエンザで会社を休む方法
朝起きて、インフルエンザかな?と思ったら
①まず会社へ連絡。インフルエンザの可能性があることを告げ、遅刻や病欠の許可を貰いましょう。
②マスクをして病院へ直行。
③医師の診察を受けた後、インフルエンザの診断書を受け取る。
④自宅にて、就業規則に則った期間を療養(長引く場合はそれ以上の期間を休養)
⑤インフルエンザの診断書を持ち、出社。事務へ提出。
以上がインフルエンザで会社を休む手順となります。
注意として、インフルエンザは発症して日数が経つとインフルエンザかどうかの診断が出来なくなってしまいます。
診断日が遅く、インフルエンザが普通の風邪と誤診されてしまうと会社にも家族にも大きなダメージを与えてしまうため、
インフルエンザかな?と思ったらすぐ医者に行ってください。
おわりに
いくらインフルエンザとはいえ、「派遣社員」や「正社員型派遣」など正社員化を狙っているエンジニアの場合は特に休みたく無いもの。
ですが、無理をしても自分の体を壊すだけですし、会社からの信頼も得られません。
仲間と働く社会の大人として、インフルエンザなどに罹った場合は正しい対処をして、しっかりと休みましょう。
