エンジニア人事部が教える転職して年収を増やすための求人票の見方~勤務時間編~

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swift先生の顔アイコンごきげんよう。私はIT、クリエイティブ業界を中心に求人情報を新卒・中途の皆さんにお伝えしているしているswiftと申します。 前回は「求人票の仕事内容」についてお話ししましたので、今回は転職記事の勤務時間についてお話しします。

労働時間に騙される転職者

髑髏の画像

「労働時間の見方なんて誰でも知ってるよ!」

そう思ったそこのエンジニアさん!要注意です!

勤務時間は一見簡単そうに見えますが、義務教育や大学でも教えてくれることがほぼ無い分野のため、ベテランの社会人エンジニアであっても、求人票における勤務時間の欄をイメージだけで解釈している場合がほとんどです。

学生時代のバイトであれば時給が決まっていて、あとはシフトを自分で決めるだけでしたが、社会人エンジニアとなるとそうもいきません。

この記事でしっかりと勤務時間についての知識を深め、転職エンジニアを狙う悪徳企業に騙されないようにしましょう。

きっちり働こう!固定時間制

固定時間制とは、企業側が毎日固定の労働時間を定めているタイプで、日本では最もポピュラーな勤務時間制度です。

当サイトで紹介した「公務員型」「家庭重視型」のように、公務員や中、大企業に勤めるエンジニアの多くが該当します。

エンジニア業界では10:00~19:00のパターンが多く、普通の会社より1時間遅めですね。通勤ラッシュに巻き込まれないようにという配慮が感じられます。

規定時間以上働くと残業、それより足りない場合は規定により減給等があります。

エンジニア業界において、固定時間制はホワイトカラー企業が多く採用しているので初心者には一番安心できる時間制度です。

しかし、一般業界では固定時間制を歌いながらも残業のタイムカードを押させないという悪徳企業が多くあるので一般業務の多い会社にエンジニアとして入社する場合は要注意。

必ず「労基署」「カトク」に通報しましょう。後の被害も減らせますし、残業時間代を請求できます。稀に1億円ほど手に入ることも。

固定時間制の企業を優良か、悪徳か見分ける方法

「社員の保証、保険制度の充実具合」「労働内容」を確認してください。

基本的にホワイトカラーの企業でエンジニアに対して固定時間労働制を守っているところは産休制度や忌引き、臨時休暇、その他保険がしっかりとしていて、労働内容も、労働時間内で間に合いそうなものばかりです。

逆に、社員への保証がほぼ無く、24時間運営が必要なアプリなどを作っているのにも関わらず固定時間労働制で残業の少なさを謳っている企業は危険信号と言えるでしょう。

一週間平均で調整!変形労働制

変形労働制とは、企業が決めた1期間あたりの1週間の平均労働時間が基準となる制度です。

1~3月までの間の1週間あたりの平均労働時間が40時間になるように働く、といった具合です。

一定の期間内の一週間あたりの平均労働時間が規定内に収まっていればいいので、「月火水の3日間は徹夜漬けで40時間働き、残りの木金土日は休み」という働き方になることもあります。

繁忙期と閑散期がある工場職で多い労働制なので「職人型エンジニア」などの専門的なエンジニアが多く該当します。

変形労働制はその特殊さによって徳企業が利用することはありませんが、業種によっては労働時間が偏りすぎて体調管理が難しい場合があるので注意しましょう。

コアタイム以外は自由自在!フレックスタイム制

フレックスタイム制とは、規定の時間内であれば好きに出退社をしていいという制度で、エンジニア業界ではコアタイムと併用されることが多くあります。

際には10:00~15:00はコアタイムなので必ず出社し、15:00~22:00までは自由退社などという感じになります。

制作進行などの管理系職によく用いられる制度なのですが、規定の時間を設けず延々と働かせてしまう企業が非常に多いのが特徴。

残業代を支払うこともまず無いため、フレックスタイム制でエンジニアを雇っている企業はハッキリ言っておすすめできません。

気になる場合は現在そこに勤めている人の話を聞いてみて、ちゃんとした会社であったら入社するようにしましょう。

成果さえ出せばいい!裁量労働制

裁量労働制とは、所定の成果を出せば一定時間働いたと「みなされる」制度になります。

1か月に100時間働いても、10時間働いても成果が同じであれば給料が同額となります。

「英語型エンジニア」「職人型エンジニア」のように、特定の大きなプロジェクトや開発物に関わるエンジニアが多く該当する制度です

ただし、労働時間の規定が無いため、残業代が払われなかったり、休日出勤手当なども無い会社がほとんどであり、コンビニのバイトをしていた方がマシな時給になっているエンジニアがたくさんいるんです。(※裁量労働制の正しい運用をしている企業ならば、残業代や休日出勤手当が払われる制度です)

こちらもフレックスタイム制と同様におすすめはできないものの、どうしてもというのであればその企業に就労している人の話を聞いてみましょう。

難しければ、レバテックキャリアような転職エージェントを利用して、企業の実態を聞いてみましょう。

それぞれの制度のまとめ

メリットとデメリット画像

【固定時間労働制】
メリット:労働時間が安定している
デメリット:仕事内容にかかわらず給料が固定
残業代獲得率:高
おすすめ度:★★★★★

【変形労働制】
メリット:閑散期に仕事をせずに暮らせる
デメリット:体調管理が必要
残業代獲得率:高
おすすめ度:★★★★

【フレックスタイム制】
メリット:出退社の時間自由度が高い
デメリット:長く働かされる危険がある
残業代獲得率:極低
おすすめ度:★

【裁量労働制】
メリット:時間を自由に使える
デメリット:成果を出さないと残業が続く
残業代獲得率:極低
おすすめ度:★

おわりに

求人票において、労働時間は地味ですが重要な欄でもあります。

誰でもわかると甘く見ていると、大きな落とし穴にハメられてしまうので注意してください。

もし新卒であったり、転職初心者のエンジニアさんが求人票を見る場合は、本文でも紹介したレバテックキャリアのような転職支援エージェントが在中する会社を利用してみてください。

特にお金もかからず、気になる会社の情報が聞けるのでとてもお得です。

社風や、社員インタビューを見ることで、悪徳会社につかまる可能性を減らせて一石二鳥。確認は怠らないようにしましょう!

ruby_icon裁量労働制って、仕事がキツくなけりゃあ、エンジニアにとっては天国なのになぁ。前に、勝手に仕事してくれるプログラムを作って20年間仕事をしていない社員がいたな……おっと誰かが来たようだ

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