エンジニア人事部が教える転職して年収を増やすための求人票の見方~広告見出し編~

求人広告の鵜呑みは危険画像
swift先生の顔アイコン ごきげんよう。私はIT、クリエイティブ業界を中心に求人情報を新卒・中途の皆さんにお伝えしているしているswiftと申します。 前回はエンジニアの転職と雇用保険の関係についてお話ししましたので、今回は転職先の選び方、見方についてご説明します。

要注意!求人票の中に隠された罠

髑髏の画像

エンジニアであれサラリーマンであれ、転職や就職を考えた時に真っ先に検索し、見るものは転職サイトや求人サイト、ハローワークなどですよね?

しかし、それらの求人要綱をそのまま信じてしまった結果……法外な低賃金での労働や残業ばかりの過酷な労働環境、ストレスの多い人間関係など様々な不利益を被らされ、転職前よりも困窮した生活を送っている人が多くいます。

特にエンジニアなどのIT系や飲食、介護業界は経営者が業務経験に乏しいことが多く、人的コストを数値だけで判断し経営をしているので注意が必要です。

当サイトで紹介した「着実にキャリアアップしたい人」「家庭を持っている人」など金銭面や地位の安定を望む人は特に被害者となりやすいので、特にしっかりと記事を読んでおいてください

面倒臭い場合はレバテックキャリアなどの担当エージェントが転職活動をアシストしてくれるサイトを使えば、より簡単に転職をすることができます

求人票を見て企業側の思惑を知ろう

我々元人事から言わせると全てのエンジニア求人内容にそれぞれ相手企業の思惑を知るヒントが隠されています。

ですが、それらを一気に説明すると大変な長さになってしまうので、今回はまず、エンジニア向け広告求人の見方だけを紹介します。

この記事を見ておけば、かなりの確率で粗悪な求人への応募を防ぐことができます

求人票の見出し

求人票の見出しは「企業がどのようなエンジニアを入社させたいか」という思惑が一番色濃く出る場所です。

求人票の見出しを読み、そこから判断される求人の人物像を洗い出してみましょう。

要注意な求人見出し例

【入社半年でチーフエンジニアになりました!】

騙されやすい、若いエンジニアを誘い込む魔の常套句です。どんな業種であれ現場を知る期間というのはとても重要であり、どれだけ優秀な人材が転職したとしても最低1年~2年は上司のサポートに就くのが普通です。

そうしなければ現状の会社のシステムを把握することができないので、見当違いな指示を出してしまいます。

若く、シンデレラストーリーを夢見るエンジニアを誘い込むということは、それだけ人が逃げてしまう、劣悪な仕事環境である可能性が非常に高いです

【充実した社員旅行!7月はグアムに行きました!】

会社のHPに行って、社員旅行の写真がここ数年の間なければ、要注意です。旅行に行っていた実績を悪用しているだけです。

また、エンジニアとしてハイレベルな仕事をしたい人にとって何の魅力でもない旅行を売り文句にしている辺り、企業としての能力は低いでしょう。更に、「職人型」「家庭型」との相性は最悪ですので、引っかからないようにしましょう。

【毎年2回の給与査定!実力に応じて給料が一気にアップ!】

頑張ればどんどん給料が上がる!と見せかけたい時に使う常套句です。

確かに年2回の査定はしてくれるのですが、なんだかんだ難癖をつけて一年毎の昇給すら無い企業もあります。

この常套句があり、昇給の説明欄に「査定に応じて昇給」とあるエンジニア求人は超危険信号です。まず昇給は無いと思ってください。

比較的安全な求人見出し例

【私たちがしているのは○○な仕事です!】

もっと仕事内容に興味を持って欲しいという思惑がある。業務内容周知とエンジニア確保が目的のため、業務内容は地味やアングラなものの、待遇が良い場合が多いです

悪徳企業が使うメリットが薄い文句なので、まず安全。ただし「私達がしているのは、簡単な仕事です!」には注意。簡単かどうかを決めるのは、社員の仕事です。人事部の仕事ではありません。

【社員が長く働けるよう、○○を実施しています】

質の良いエンジニアを確保しようとする時の常套句。中小企業に多い手だが、働くエンジニアのことを考えた仕事をしているため、職場の満足度は高く待遇もそれなりに良い。

会社の設立年数が2年以下の場合はただの理想論だったりするので最低でも設立3~5年以上の企業を選びましょう

【病気、妊娠をしても安心の長期休暇制度!】

妊娠、子育てに関する制度を謳っている企業はある程度社内環境が安定しており、スタッフの実力も整っている場合が多いのでおすすめです。

しかし、社内のエンジニア数が少なかったり、企業の設立年数が1~2年以下の場合は要注意。

【新卒者でも安心の研修制度!】

実は新卒を募集している企業は実力のある指導者が多く在籍していることが多く、自身の実力アップには持ってこいの職場だったりします。

しかし、エンジニア系以外の学校の新卒や「未経験者」を募集していたり、企業の在籍人数の1/3以上が一年未満の新人で、かつ毎年大量の新卒求人を出している場合は粗悪な企業の可能性があるので注意。

おわりに

求人票の見出しを見ることは、相手企業がどのようなエンジニアを募集しているか、どうやって働いてもらいたいと考えているかを知る上で重要となるポイントです。

しっかりと求人票の見出しを確認し、幸せなエンジニア転職ライフを送りましょう。

次回は求人票の仕事内容について説明いたしますので、記事の続編をお待ちください。

ruby_icon危ねぇ…「3か月ごとに査定あり!最高で月100万入るエンジニアの仕事です!」って求人があったから受けようとしてたぜ、オレ……

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