
企業のリサーチを怠ると就職は失敗する!
「はぁ……女の子が一人もいないなんて聞いてなかったんだけど……」
「おいおい、就職する前にちゃんと調べなかったのかよ……」
新卒エンジニアが入社したばかりの4月や、12月のクリスマスの時期などによく聞く台詞です。
女の子がいるかいないか…は重要なことですが置いておいて。
自分の望む仕事内容でなかった、完全週休二日制だと思ったら普通の週休二日だった、など
就職前の予想と、就職後の実際のギャップで悩むエンジニアは新卒、転職関わらず多く存在します。
では、どうやってリサーチをすれば企業の現状を知る事ができるのでしょうか。
企業HPを見る
企業のHPは情報の宝庫で、求人情報から実績、社長の考え方の傾向などいろいろなことが分かります。
給料であれば求人欄に書いてある最低金額が基準。
新入社員の教育方針は社長のコメントが参考になり
社員旅行に行っているかどうかは近年の旅行写真が掲載されているかどうかでわかる。
どうですか?企業理念ばかりが気にされがちな企業HPですが、それ以外のページにも結構情報が載っているのです。
ただ、求人欄のサンプル年収は要注意。
サンプル年収は中堅社員が基準となることが多いので、新卒で入ったら求人欄のサンプルより少なかった! ということが往々にしてあります。
その他の求人欄の見方などは「こちらの記事」にいろいろ書いてあるので参考にしてください。
企業説明会に参加する
どの企業にするのか決めかねているのであれば、合同の企業説明会などに参加するのも有効な手です。
キャリアパーク!就活イベントなど企業説明会は多くの場所、時間帯で開催されていますし、就活エンジニアの仲間とも出会えるのでおすすめです。
たまに説明会+第一次選考会などを行っている企業もあるので、既に企業を決めている人であっても企業説明会に参加して損はないでしょう。
インターンシップに参加する
最近は就職者とのマッチングミスを防ぐため、インターンシップを行う企業が増えてきました。
インターンシップとは簡単に言えば職業体験のことで、夏休みや冬休みの大型連休に開催されることが多いです。
インターンシップはお客様扱いされた仕事しかできないのが一般的ですが、それでも一緒に働く人たちの仕事ぶりや 人間関係、残業状況、社風などをかなり把握することができます。
更に、インターンシップに参加したエンジニアは実力も人となりもわかるため、参加した企業への就職が圧倒的に有利になります。
当たり前ですね。本当の実力がよくわからない新卒エンジニアよりも、共に働き、頑張ってくれた新卒エンジニアを取るのはリスクヘッジとしても理に適っています。
ただ、インターンシップの唯一の問題点としては転職しようとしている中途採用組のエンジニアには参加できないというところです。
会社近くの飲食店で張り込み
新卒エンジニアと違い、インターンシップに参加できない転職エンジニアはどうやって会社の情報を集めればいいのか。
それは、会社の近くにある飲食店に張り込み、企業のスタッフと思しき人たちの食事中の雑談を聞いたり、直接話しかけて情報を聞き出す方法です。
少々怪しい行動ですが、働いている人たちの素の言葉を聞くことができるので、かなり有用です。
その企業に就職している先輩、知り合いに聞く
ある意味で一番隠し事なく企業の情報を聞くことができるのがこの方法です。
インターンシップなどではわかりにくい裏の情報なども聞くことができるのでおすすめですが、気になっている企業に勤めている知人が必要となるため、難易度は結構高めとなっています。
新卒エンジニアであれば学校に問い合わせて先輩の就職状況を確認してみる。
転職エンジニアであれば知り合いのエンジニアに、勤めた経験がないか聞いているのが一番効果的に人を探すことができるでしょう。
まとめ
【企業のリサーチ方法】
・企業HPを見る
・企業説明会に参加する
・インターンシップに参加する
・会社近くの飲食店で張り込み
・その企業に就職している先輩、知り合いに聞く
おわりに
企業のリサーチというのは一見すると簡単なようで、実は虚偽の情報、誇大な広告が多く純粋な実態を把握することが難しいのが現状です。
「求人広告の見方シリーズ」でも紹介しているように、嘘に惑わされない技術を身に着けつつ、できるだけたくさんの情報を集め精査してみましょう。
自分が就職、転職する会社です。詳しくわかっていて、決して損はありませんよ。
