
有給休暇を取らない奴!取れや!
「やべぇ、有給休暇が今月で期限切れる……」
「有給休暇?そんなのとる奴はやる気が足らんでしょ?」
派遣社員や正社員の人は良く聞いたことがあるセリフだと思います。
有給休暇を取る奴は軟弱
みんなが忙しいのに有給休暇を取るのは申し訳ない
そんなことを言う人の多いこと多いこと。
いいですか、会社の人材を管理する人事として言わせていただきますと。
有給休暇くらいちゃんと取れ!社会人なんだから自己管理をしろ!
有給休暇を取ることを頑なに否定するゴミ上司がいるならいざ知らず
誰にも咎められていないのに、気が引けるという理由で有給休暇を取らない人ってかなりいるんです。
ですが、有給休暇を取らない人は社会人失格です。
なぜ社会人失格なのか……みっちり解説します。
有給休暇は自己管理、勉強のためのものである
最近は有給休暇の消化が悪と、新卒の人ですら刷り込まれている場合がありますが。
本来、有給休暇というのは社員の健康管理、自己啓発のための時間として設けられている社会福利です。
「給料の出る休日を使って、ストレス発散したり、疲れを取ったり、好きな勉強しなさい」
というのが有給休暇の本質なのです。
決して、金を貰って会社に来なくていい日が作れるチケットではないのです。
社会人として、この有給休暇をしっかりと消化し、体を休め、やりたいことをやる必要があります。
キッチリとした企業は有給休暇の消化率もキチンと見ていて。
仕事がそこまで詰まっていないのに有給休暇を消化しない社員は評価が下がります。
なぜなら、新入社員の心象、やる気が悪化したり、場合によっては有給休暇の消化率が国の統計などで公表され、会社や業界にブラックイメージがついてしまうからです。
真の経営者は休暇も自己管理できる人をしっかりと評価します。
日本ではまだ、休み=悪という大正~昭和という短い期間に植え付けられた洗脳が残っていますが。
グローバル化が進み、こういった洗脳から脱する企業も増えてきました。
なので、働くみなさんにも気づいて欲しいのです。
有給休暇をしっかりとること=善
なのです!むしろ、社会人として当たり前の自己管理なのです!
もし、会社の社長や上司のせいで有給休暇が取れない環境にあるのであれば……さっさと転職した方が会社のためにもアナタのためにもなります。
有給休暇も満足に取らせない企業は、グローバル化が進むこれからの世界ですぐ潰れます。
今のうちに転職して、会社と一緒に潰されないよう注意してください。
有給休暇を気兼ねなく取る方法
「有給休暇を消費するのが当たり前と言われても、会社の空気がなぁ……」
場の空気を気にする日本人ならではの悩みですね。
実は、私も一時期、同じ洗脳にハマっていた時期があります。
先輩が残っているから残らなきゃ……
休日もなるべく仕事に出なきゃ……
有給休暇なんて使わない方が印象よくなるんじゃないか……
そうやって無理をして、自己管理を怠り、体調を崩しました。
入院して、仕事に大穴を開け、有給休暇を取るよりもよっぽど会社の人たちに迷惑をかけたのです。
そこまでやっても、有給休暇=悪という考えはなかなか取れませんでした。
そんな時に役立ったのが「今期の目標」です。
会社の評価面談の際、今期の目標を宣言することになるかと思いますが。
その時に
「有給休暇の完全消費と残業時間の削減により無駄な人件費、光熱費のコストカットを図ります」
と今期の目標に記載するのです。
そうすることで、自分が有給休暇を取るのは業務目標であり、かつ会社のためのコストカットに繋がると自分が理解し、かつ他者にも理解を得ることができます。
言い訳としても便利ですね(笑)
もし、有給休暇をどうしても取ることが出来ない!という人は試してみてください。
自分の心がスッと軽くなりますよ。
まとめ
【有給休暇を気兼ねなく取る方法】
・業務目標で「有給休暇の完全消費と残業時間の削減により無駄な人件費、光熱費のコストカットを図ります」と宣言する。
・会社が有給休暇を取らせない場合は転職する
おわりに
今回は派遣社員や新卒の心配事、有給休暇の取り方について紹介しました。
記事でも説明しましたが、有給休暇は社員の自己管理の他、会社側にも無駄な残業代のカットや電気代削減、会社イメージの向上など色々なメリットがあるのです。
それを取らないというのは、自分にも会社にも損をもたらすことになります。
もし有給休暇が大量に残っていたら……今からでもいいのでガンガン使いましょう!
そして、それを咎めるような会社であれば……さっさと転職してしまいましょう。
年収をアップするための転職方法は当サイトで沢山公開しておりますので、ぜひ参考にしてくださいね。
